この間、ある事がきっかけに自分のことを思い出しました。
人と比べる。ということ。
走っていると、人と比べないで自分との戦い。という
空気かもしれない。
実際走るって自分との対話だと思います。
今の自分は
比べることもあるけれど、全くそれが焦りにも
悔しさにも繋がらなくなりました。
それよりも、自分以外のランナーに対しては尊敬の念が強いです。
例えば速い方に出会ったり、知ったりしても
「すごーい!!流石っす!!!」と思いますし、
その気持ちを伝えます!
レースではだいたい自然と挨拶したり、お話ししたり
スタート前に仲良くなることがあります。
大阪ロードレースで弓削田さんにお会いした時に
自分の気持ちを言えました!めちゃくちゃ憧れていてファン
だということ。そして握手してもらいました。
そのレースで出会った皆さんは、今も練習をSNSなどで
見させていただいて超速くて、かっこいいぜ!と
思うし「すごいなぁ〜頑張ろう!」と元気をもらえます。
ただ、今は!
こう思えるようになったけれど
大阪国際を目指し3:10切りを頑張ってた頃は
会ったことも無い知らない女性ランナーさんの
SNSを見て、比べて苦しんだり
なんで私はこんな風に走れないんだろうとか
ダークサイドに落ちたりしてました。
同じような持ちタイムのランナーさんに先を越されるのが
怖かったり、、妙に比べてしまって
そして苦しむ。
そんな時がありました。
でも今はどうしてその時
自分はそうだったのか。がわかります。
余裕がなかった。
これに尽きます。
そして色んな事にビビってたんだと思います。
経験値も浅く、ラン友達も居なかったし
何もかも知らなかったから手探りで走ってて
うまくい結果に繋がらずにもがいていたからだなって
思います。
フルマラソン3回目で出せた3:11に自信過剰wでしたが
しっかりと走りの神様は、冷却期間を設けてくれました。
(頭を冷やすいい時間でした)
怪我で長く苦しみ、1年ぶりに走ったレースで3:15と
目標に達するどころか、4分も後退し辛いものがありました。
その時が一番、ダークでした。
(このダークな時に得たこともたくさんでした)
*
その後、北海道マラソンで3:01を出せた時、
自分の納得いく、力を出せたレースがきました。
それ以来、
すっかりダークになることはなくなったと思います。
北海道マラソンのレース上で、女性同士でエール交換を
したり、抜いていく背中に「頑張れ!」と応援してくれる
女性ランナーとの出会いに敵じゃない。という
感覚になったんだと思います。
(女性は少ないから、レースで再び会うことが多いです)
***
速くなるとか、持ちタイムではないところで、
満足いくレース、満足いく走りができた時
他と比べる暇がなくなったように思えます。
自分自身を鍛えていくことに夢中になりました。
たくさんのランナーさんとの出会いも自分を
変えたと思います。
***
でも、あの時の悶々として焦って、
モヤモヤして悔しがってばかりいた時代の自分も
大事で!良かったと思えます。
人と比べたって、良いじゃない!だって気になるもん!
ですw
どんなに比べても、どんなに悔しがっても
絶対ここに辿り着く、、
みんな頑張ってる。
それぞれが、それぞれのフィールドで、
何かを抱え走っている。
どんな長さの距離にも、どんなペースにも素敵な時間が
あり、努力があり、季節があり。。。
気持ちがある。
走ることに優劣はない。
走れない日も走りたくても走れない日も
それは走りへの愛だし。。きっと必ず走れる日が来る。
なんか熱くなってきた。。。笑!!(マイセルフ着火)
その一歩、その1秒が尊いなって思います。
ランナーさんに出会えたら、出会えて良かったなって
思います。
また一緒に走りましょう!
カメラマン@お師匠さん
↑こないだお声掛けしていただいた
素敵な女性ランナーのゆーきさんとなおこさん!