走って泳いでどこまでも

小さい頃からの夢、無人島に自力で渡り生活する。 長く泳ぐ事、長く走る事が大好きです。 OWSからトライアスロンに挑戦、2年前に突然走り出し調子に乗って 今年はマラソン3シーズン目。去年はつくばの後に気合いはいりすぎて 怪我をして冬のレース出れず棒にふるいました。 今年はなんとか後1分30秒を縮めて国際取り目指しています。 2016 湘南国際 3:43ネット 2017 はなもも 3:21 2017 つくば  3:11 よこはま月例マラソン連続中

泳いで走ってどこまでも

手書きに宿る存在

 

私の父は2年前に亡くなったのですが

 

未だに居ないって思えません。

 

 

 

父の死後、自分の細胞の一つ一つは

父と母からできている事に気づいて

死んでいても、父の生命は自分の中に宿っていると

気づきました。

 

父の存在は自分の中にいつも生きています。

 

 

 

 

お葬式の最後の挨拶は私がやりました。

 

 

 

喪主の母、長女の姉ではなく、私がやることを

誰も止めなかったし、むしろ私が母のために用意した

挨拶の文を、葬儀会社の方が読んで、

私がやった方がいいと促してくれました。

 

 

2年経っていろんなことが落ち着き

父がいない毎日が普通の日々にはなりましたが

 

 

もう一つやらなければならないことが

残っていて、それに着手しました。

 

死因はアスベストが原因で

 

30年以上も前、父の仕事(インテリア)でアスベストを扱い、

70歳の父を連れて行ってしまいました。

 

その補償を受けるべく、

手続きすることになりました。

 

病気が発覚してから補償が受けられると

知っていてもそれどころではないと言っていたのに

しっかり色々と父は調べていました。

 

父が生前メモで残していた

アスベストを吸ったであろう経緯や

仕事内容、場所、

自分自身の経歴など、書いた紙をみて

字を見て、

父をすごく感じ、

 

不思議と、物や部屋に宿るものと違い、

 

その人の字、書いたものは

もっと色濃くその人が宿っていました。

 

 

父は無念だったと思うし本当は悔しかったと

思う。

その当時一緒に作業してた仲間はみんな亡くなったと

言っていたけど、

その素材が毒だなんてみんな知らなかった。

 

 

父の特徴的な字や、

すごく律儀なメモに

父の存在を発見し、胸がいっぱいで

 

最後まで必ずしっかりと届を出して

私が申請するから。と誓いました。

 

 

 

文字や書いたものって、その人が死んでも

残るんだとすごく思いました。

当たり前なことだけど

でもその字のなかには必ずその人がいる。

 

こんなにも残ると言うことに驚きと、

 

手書きの素晴らしさ、力を感じました。

手で描くこと、これはやっぱり無くせないと

思います。

無くさないで、

 

本当に伝えたいことは、手で書いておきたいと

思いました。

 

f:id:covtana:20220908213059j:image

 

 

父の晩年の夢は、故郷である新潟に帰り

漁師になりたいと言っていました笑。

 

夏になると、真っ黒に日焼けしてる私を見て

めちゃくちゃ喜んで褒めてくれた父も、

毎週釣りにって真っ黒でした。

 

 

またいつか一緒に海で泳ごう。

 

 

それまでは、

元気いっぱい走って泳ごうと

思います。

 

 

応援の↓クリックお願いします!!

にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村