前回からのレースレポの続きです!!
もうすぐ20kmここから新コースが始まります。
アップダウンが始まるということです。
なんて書いたけど、正直どこがどんなで、
どういうアップダウンか覚えてないのです。。。
すいません。。。w
でもすごい足を使った気がします。
「アップダウンを入れてスピードアップを試みた。」
と大会側は言うけれど、前のコースの方が良かった。。
御堂筋の賑やかな応援が花道だったのに。。。
(普通にフラットの方が高速でしょ!)
それに自分の状態が把握しやすかった。
*
ハーフの通過が1:29:30で
びたびたすぎてびびりました。
一ミリも余裕ないのに、足はすでに怪しげ。
残り半分、
ペースを上げるか、
1秒も落とさずゴールまでいけるか?
と問うも、
強風と寒さで答えが見えていた。
でも気持ちは全然元気で
「さあ!ここから!」と
思えるほどでした。
何度も訪れるふくらはぎのツーン!に
慌てて、保守的になっているうちに、
一緒に走ってた鶴ちゃんがギアをチェンジし
先へ行ってしまいました。
私も後方でなんとかついていく。
勝負が別れたのは30km過ぎ。
長い下りで、
集団は一気にペースアップ。
その時のラップ、1kmキロ4だった。
多分、私はここで冷静さを失っていて
集団に食らい付いてしまってたけど、
下りが苦手だから、ゆっくり行けば良かった。。
でも、この大阪城公園のあたりは
忘れもしない、
去年、腹痛に耐えに耐えたのに、
我慢の限界を迎えていい集団にいたのに
(30km通過2:06だった)
最初のトイレに駆け込んだ場所でした。
だから、まずはここを通過したことは
嬉しかった。
今年は大丈夫、だから頑張ろう!と。
そして、大イベント、リタイヤした35kmまでは
もうすぐ。
30km通過2:07:46
ここもびたびたのびたびた。
ほとんど単独走状態、まだペースは保てている。
ただ風はさらに強まり、
まじで厳しい。普通に走りたい。。。
*
2回目のマシューさんとChoeiさんの
応援に、元気に走って通過することができた!
マシューさんとのグーパンチは届かなかったけど
今思えば、沿道の人や他者との接触は失格になるので
エアーで良かったのかもしれないw
いよいよ田島に入った。
初めて大阪国際を走った時は
この辺りですでにゾンビ化が始まっていたのを思い出す。
まだ走れる。
まだ大丈夫。
でも時計を見て、ペースを確認する行為が
できなくなり始めていました。。
35kmが近づくにつれ気持ちが昂りました。
この時が来た。
走れてるから通過できる!
時計見るとペースは4:20/km
いける!!
思ってたより、喫茶店がどこにあるかわからなかったけど、
コウさんのオレンジのTシャツでわかった!
コウさん本当にリバージュにも来てくれた!!
ママさんがどこにいるかわからないけど、
きっとこの方だ!
「リバージュのママさーん!!」
手を振って通過する。
「コウさーん!」
「ありがとーーーー!!!」
と叫びながらこの場所をあとにできた。
本当は立ち止まりたかったし、
手を握って挨拶したかった。
でも、
走り去って、通過するのが最大級の恩返しだと思う。
元気に手を振れた!
感謝しかない。ありがとう。
*
去年ここで、毛布にくるまってガタガタ震えたまま
ずっと泣いていました。
ゼッケンも何もない状態になってしまっていました。
自分が望んで挑んだレースを、
自分でやめなきゃいけなかった。
この地点でママさんに出会い
1年後の約束をしました。
元気に帰っておいで。と。
寒い中、外で私を待っててくれました。
涙
すごい口あいてるけどw
35kmに向かってきた
nagisaをママさんが撮ってくれた写真です。
*
目標を達成できた、その喜びでゴールまで
頑張ろうと引き締める。
じわじわと足が重い。
もうずっと向かい風が容赦なくて
足が進まなかった。
体力も奪われて手が悴んで
給水のボトルも握れなくなってました。
でも中身は麦茶!うめーーー!
なんと言ううまさ!麦茶神。
振り絞れ!
*
37~9kmは地獄でした。
1kmが10kmくらいに感じる。
みんな地獄みたいであちこちから
叫び声のような呼吸が聞こえます。
絶対ゾンビ化しない、頑張れる!
足は棒みたいだし、鉛みたいだし
下半身が別物になっていました。
*
40kmのタイムを見てサブ3は間に合わないのを
知ります。
この時、諦めた気がして(ばかばか!)
もう頑張れないほど足が動かなかったです。
絶対キロ5はだめ!と思ってどうにか4分台キープ!
それくらいしかできませんでした。
あと少し、ゾンビ化はしてないけどソフトゾンビ
疑惑wwかろうじて前見てる。
でももう目が霞んで景色が濁り始めてました。
もう耳はダメでしたw
競技場に入った。
帰ってきた!!!!
ちゃんと、帰ってこれた!!
ゴール!!
3:03:29
タオルを掛けてもらいました。
1歩2歩歩いて、膝に手をついて
ワーワー泣きました。
こみ上げてきて苦しかったです。
ゴールできた。
でもサブ3できなかった。
いろんな気持ちでした。
悔しいし、嬉しいし、
それでも安堵なのか、
苦しかったし、真剣な42kmでした。
***
大阪国際女子マラソンはやっぱり全然別物。
他のフルマラソンとは全く違う。
ここで自分は自分の走りをできるまで
きっと挑戦しなくちゃいけないって
なんとなく思います。
今はまだなんとなく。。。
なのに、みなさん
また来年ね、と声をかけてくれる。
連絡をくれる。
リバージュのママさんは
「来年も楽しみにしてまっせ!」
とメールくれました。
また大阪来てねって。
*
やっぱり私には午後スタートが合わないし、
スタートペース速くて後半もたないし
1月は寒すぎるし、
緊張するし、男性いる方が走りやすいし、
うまく走れないのに、
反比例して
素敵な思い出だけは積もっていきます。
大阪で走れば走るほど、大阪の方と出会い、
応援してくれる方が増えいったり、
これは大阪だからだと思うんです。
他の場所ではこうはならない気がします。
この大会が大阪で開催してるから。
大阪の方達の温かい心や土地のパワーが
巻き込んでくれる。
年々、やめれなくなるw
終わったあと、もういいかなと正直思ったけれど
クリアーできないことがあるって幸せで
挑戦できることがあることは贅沢なことだなって
思います。
あと、362日。
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