昨日、ネットのニュースでHI-STANDARDの
ドラム、ツネさんが亡くなったことを知りました。
青春って何度もあるとは思うけど、
自分の青春時代と聞かれたら、
真っ先に18~22歳くらいだった
と思います。
そこにはいつもハイスタが流れていました。
＊
義務教育の、小中高のあいだじゅう、
友達もいたしそれなりに過ごしていたけれど
いつも居心地が悪かったし、なんか違う感を抱えて
学校に通ってました。
中高は、都会の私立の女子校へいってたけど
話題になること、皆が興味あるものにうんざりして
女子高生をやっていました。（この頃も真っ黒だったw）
皆が進路を決めていく中、高校３年の時に
美大進学を決めて初めて美大受験用の
アトリエ予備校へ通い始めました。
最初は横浜のアトリエへ。
巻き髪、ロングコート、ロングブーツでw
デッサンを描きに行ってたけどw（時代w）
予備校の講師の先生との面談で
目が醒める衝撃がありました。
「今まで学校で変わってるとしか言われたことなくて。。。
つまらなかった」
と言ったら、
「変わってるって、最高の褒め言葉じゃないか」
って言ってもらえた日から、
私の生きる道が決まり、目の前が開けました。
自分のやることに理解ができない、とにかく否定したい時に
「変わってる」って人は言うのだけど、（多分、）
とにかく、物心ついた時から学校時代はよく言われました。
否定されている気がしていたからいつも疎外感がありました。
変わってるって、最高の褒め言葉なんだよ、と
言われたのがとても嬉しかったです。
そして、アトリエに通う生徒はみな同じ匂いがしてw
とてもとても呼吸がしやすかった。
なんなら自分よりももっと面白い人たちがいっぱいいました。
＊＊
美術への道が固まり、この日から、ギャルっぽい服装をやめてw
カジュアルな服でアトリエに通うようになりました。
２年目は浪人し、東京のアトリエ予備校へ
変えました。
ここで知り合った仲間は、今も
親友で、多分この先もきっと大事な仲間達。
この東京での仲間達は本当に新鮮で、衝撃で、
カルチャーショックでしたw
＊
初めての説明会の日から、
ぶっ飛んだ格好のやつらが闊歩していてw
タータンチェックのプリーツスカートにマーチン、
見たことない激しい鋲ジャン、
髪の色は、赤とか緑とか、。、金髪は普通。。。
などなど、、、
自分の中でかっこいいと思ってた世界と
全然違う世界を見ました。
今はみんな普通（当たり前か）
この予備校時代に、ハイスタがいつも側にあって
でっかいヘッドホンで聴きながら通っていました。
初めての野外フェスもAIR JAMで
みんなで行ってすごい弾けたいい思い出です。
大学の時も２回くらい行った記憶。
受験生だったけど、息抜きに
下北とか渋谷にライブに行ったのが
本当に楽しかった思い出。
今日、ハイスタだけを聞いて走りました。
聞きながらいろんな記憶が蘇って、
毎日絵だけを描いてた日々、
大学のバカみたいだったことばかりの日々、
免許とって初めて一人きりで車に乗った時、
みんなで車でドライブして窓全開でハイスタを大合唱したこととか。
色々思い出したりしてたら
もっともっとバカになろうと思いました。
なに真面目に走っちゃってんだろうと思いましたw
ぶっ飛んだもの勝ちだし
やり方もセオリーも、靴も何もかも
もっと振り切りたいと思いました。
あいつホントにバカみたいだね、って言われるくらい
そのくらいの走りがしたい。
本当の進むべき道と、友達ができた時に
聞いてた音楽はずっと色褪せない
そしてこれからも聞き続けます。
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