板橋のレースレポ続きです!!
いよいよ運命の35kmへ
とにかくここを
どういう状態で走れてるかが問題。
フルマラソンでは30km過ぎてからじゃなくて
35km過ぎてからだと思って練習してきました。
ここまでの勢いを作れれば必ずゴールまで失速しないでいける!
これまでのマラソンで、ベストを出した水戸以外は
23:00のラップを叩き出してしまっていました。
それを最小限に抑えたかった。
でもいつもできずに、ずるずると4:45まで落ちてた。
*
35kmを通過。
さぁ、来た!ここから
全力振り絞れ!!!
最後の登りがめちゃくちゃ急で
歩いてるみたいになってしまった。
土手上に上がった。
ここは一気に道が開けるけれど、必ず風が強い。
水門が見える、遠くに感じる。。。
果てしなく、遠くに感じる!!
くぅ〜、キツい。
ここまで単独で走って来たから消耗してる
踏ん張りどき。
すんごいゼーハーしてるおじさんランナーが
話しかけてくる
「最後まで粘ればサブ3いけますよ!ぜー」
それに力を使ったのか、後方で息絶え絶えになってる気配。
知ってるって。
そんなことが35km以降3回以上あった。
なぜ、女性に話しかけるのか?
ここにいるランナーさんみんな、サブ3や自己に
挑戦中。
男性も女性も関係ねー。
私に話しかけるな。
さらに言えば、
あなたががんばれ。
**
そういう話しかけには1mmも
答えなかった。
走る以外にはもう力は使えない時間帯なんだから。
全然知らない人たちからの応援をたくさん受ける。
遠くに見えた水門をやっと下れる。
ここのアップダウンでハムが張って来て
動揺してペースを下げます。
レースで足をつったりしたことはないから
自分の体を信じる!つったらつったでその時だ!
全力尽くそう、と勢いよく下る!
と、月例シャツきたミカドさんの応援
手を挙げて答える!
僅かにペースを維持できていた。
38~40kmはキツくなってきて
諦めたい、
諦めたくない、
の葛藤が始まります。
40kmの通過が2:50を見た時に
東京マラソンのりょうくん思い出します。
りょうくんはここからサブ3ねじこめたんだ!
私もねじ込みたい!!
⇧最後の5kmラップを22:00でまとめられた
41kmは地獄でした。
この地獄の最中にまた話しかけ、
並走してくるランナーさんがいました。
意識朦朧でよくわからず。
この時本当にきつくて、今すぐにでも殺してもらいたい
と本気で思ってたほど。
走ってることが苦しくて苦しくて
身体中が痛い。そんな時間だった。
間に合うか、間に合うか、もうわかんない。
緩やかカーブの向こうにゴールゲートが見えた!!
走ってるのに全く近づかない。
ペースは悪くない。
最悪まで行ってない、
今日はゾンビじゃない。
ゴールの手前で、3:00を見てしまった!!!!
充分だと思ってしまった。それが多分、1秒。
体が斜めになっててぐちゃぐちゃな走りだった
ここでもう少しダッシュできてれば!!
後すこし、顎が上がって頭が後ろに倒れそう。
遠のく意識でゴーーール!!!
瞬間、青いマットの上で倒れ
青い空が見え、意識失った。
次の瞬間、大勢の人に囲まれてて
タンカーに乗せられそうになってたから
平気です!と言って立ち上がろうとして、、、
待っててくれたナガソエさんの元に
行こうとしたら。。。
後ろに倒れまた意識失ってしまいました。
***
気づいたらベッドの上でした。
「大丈夫ですか」と若い男性看護士さんに聞かれる
「ゴールしましたか?ちゃんと、ゴール越えましたか?」
パニック。
「ちゃんとゴールしましたよ。3時間ぴったりくらい」
その後は、
涙が溢れてすごく泣きました。
この半年が終わったんだ!!
わーわーと泣き、
お水を2杯ちゃっかりもらいながらw
スタッフのお姉さんに「よく頑張りましたね。」
って言われながら、
「ゴールができて嬉しい、、うぅ、、」
と言ってワーワー泣きました。
ネットタイムで3:00:00
誰もがきっと、後1秒惜しいと思ってると思う。
実は3時間ぴったりが嬉しかった。
00:00という世界線だ。
別物だと思う。
3:00ジャストというオブラートのような、
トレペのような、、
サブ3もしたかったけど、もっと走れないと思ってたから
このタイムが嬉しかった
自分の中ではサブ3の経験が2回あるからその記録は
今は拘ってない。
それよりも、もう2度と一桁を抜け出せないと
思って悩んで悩んで練習してたから
一つ、この2年を突破できたことが
嬉しかったし、安心しました。
むしろ単独で42kmこのタイムで駆け抜けられて
めちゃくちゃ良かったと思った。
お世話になった医務室を出て
メダルをもらいました。
みんなどうだったんだろう!
仲間のもとへ向かう!!
板橋レースレポ、レースの後へ!
(しつこく続くw)
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